騒動によってSNSでの評価が一変
今回の騒動をツイッターユーザーはどう受け止めたのか。SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で、「バービー」を含む日本語ツイートを分析した。
アメリカで公開された7月21日から騒動になる30日までは、全1万5372件のツイートがあり、ポジティブが25.8%、ネガティブが5.79%だった。頻出する形容詞は「面白い」「可愛い」などと好意的だった。
しかし7月31日から8月4日までの全5万6507件のツイートを分析すると、ポジティブが14.27%に落ち込み、ネガティブがそれを上回る18.2%に変動した。頻出する形容詞は「悲しい」「悪い」に変わった。
ツイッターでは、米国のラーム・エマニュエル駐日大使が2日、騒動に触れずに「バービー」を褒めたたえた際にも、批判の声が広がった。日本語で「その前に言うことがあるだろ」「手放しで礼賛する状況ではないのでは?」「わざと日本人を挑発してるのか?」などの声が寄せられている。