対日参戦で「血なまぐさい戦争の早期終結に決定的な貢献」主張
ザハロワ氏は
「ロシアや外国の歴史家が一般的に認めているように、赤軍は、血なまぐさい戦争の早期終結に決定的な貢献をし、日本の主要領土で何百万人もの日本人の命を救ったことに注目しよう」
と対日参戦を正当化する一方で、
「広島と長崎への米国の核攻撃がなければ、もっと多くの普通の日本人の命が救われていただろう」
とも主張。原爆投下を非難した。その上で、
「大使館前の(抗議活動の)バスが増えれば増えるほど、頻繁に(ロシア側が主張した)事実を思い起こすことになるだろう」
と述べた。
ザハロワ氏は6月28日の記者会見でも、対日参戦について
「流血を終わらせる決定的な貢献となり、日本列島に住む何百万人もの一般市民を含む多くの人々の命を救った」
と主張。8月9日が近づいたのを機に、改めて主張を展開した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)