第1弾は530万再生→最新は24時間で軒並み「100回未満」 外務省YouTube原発処理水動画が苦戦

林外相「国際社会に対して、日本の立場を丁寧に説明」

   8月1日には韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、日本語のバージョンも公開。第1弾と違って、字幕だけでなく、アニメーションの中に出てくる文字も各国語に翻訳されたバージョンだ。動画が掲載されたのは、この日の16時頃。24時間後の状況を見ると、日本語版では300回程度再生されたものもあるが、それ以外の外国語版9本のうち7本が100回未満だった。

   林芳正外相は7月25日の記者会見で、英語で配信されている動画を「中国語や韓国語など、多言語で配信する考え」について問われ、第1弾の動画に多言語の字幕が付いていることを説明した上で

「今後とも、ALPS処理水の安全性について、科学的根拠に基づいて、高い透明性を持って、国際社会に対して、日本の立場を丁寧に説明をし、理解が深まるように努めてまいりたい」

と述べている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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