ヤクルト山田哲人の「適正打順」は 復帰即2番起用も...「下位打線で伸び伸び打たせた方が良い」の指摘

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   借金12と下位に低迷しているヤクルトだが、役者がそろってきた。

   塩見泰隆が7月下旬に下半身のコンディション不良から2か月ぶりに復帰。村上宗隆の前を打つ3番を託され、復帰後5試合で打率.444、1本塁打、3打点と打線の核になっている。

  • 山田哲人(写真:CTK Photo/アフロ)
    山田哲人(写真:CTK Photo/アフロ)
  • 山田哲人(写真:CTK Photo/アフロ)

「勝負の夏場でセリーグの台風の目になるかもしれません」

   また、体調不良で特例抹消されていたドミンゴ・サンタナ、下半身のコンディション不良でファーム調整していたヤクルト・山田哲人も2023年8月1日の巨人戦(東京ドーム)から1軍に復帰し、即スタメンで出場した。

   「5番・右翼」で起用されたサンタナは7回に先頭打者で、菅野智之から左翼線二塁打を放ち、決勝点となる先制の足掛かりに。「2番・二塁」で出場した山田は4打数無安打に終わったが、8回の打席ではセンターの深部に打球を放つなどバットは振れている。

   スポーツ紙記者は、

「主力がそろった打線の破壊力で言えばリーグトップクラス。個人的には山田は2番より下位打線で伸び伸び打たせた方が良いようにも感じますが、スタメンに名を連ねるだけで相手バッテリーに与えるプレッシャーが違ってくる。村上も状態を上げてきましたし、本塁打を量産する雰囲気がある。21、22年とリーグ連覇を飾っていますし、勝ち方を知っているチームです。勝負の夏場でセリーグの台風の目になるかもしれません」

と分析する。

   まずは1日も早く借金を完済しなければいけない。

   残り51試合。首位・阪神に13.5ゲーム差と背中はまだまだ遠いが、リーグ3連覇へ可能性がある限り戦い続ける。(中町顕吾)

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