「日本が味わった苦しみは、世界のどこでも二度と繰り返してはなりません」
カッツさんは、日本のプロレスファンで自らも日本語を学び、ツイッターでは英語と日本語で発信している。ツイートはこう続く。
「私は日本の人々に愛を送り、私は断固として反戦であることを表明したいと思います。日本が味わった苦しみは、世界のどこでも二度と繰り返してはなりません。戦争ではなく愛を!」
ファンからは「件の映画とは関係のないお立場なのに気持ちを受け止めていただいたことに感謝です」「日本人の心に寄り添ってくれてありがとうございます」といった声が寄せられた。
カッツさんはファンのコメントに対し、「彼らは間違いを犯しました」「アメリカは今、誰よりも多くの戦争を引き起こしています。私たちは自分自身の愚かなことに対処する必要があります」などの私見を述べている。
カッツさんが携わった「ヴァチカンのエクソシスト」は、日本で14日から公開されている。悪魔祓いをしたとする実在の神父の回顧録「エクソシストは語る」をホラー映画化したもので、ツイッターでは主人公らを描いたファンアートが広まっている。
カッツさんは、これらを自身のアカウントで好意的に取り上げ、映画関係者にも共有。主演のラッセル・クロウさんもファンアートを絶賛し、SNSで話題になった。映画の配給・宣伝を手掛けたソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによれば、興行収入も順調に伸びているとのことだ。
このようなことが起こって大変申し訳ございません。アメリカの若者は歴史認識がなく、他人の感情に対して失礼です。私は日本の人々に愛を送り、私は断固として反戦であることを表明したいと思います。日本が味わった苦しみは、世界のどこでも二度と繰り返してはなりません。戦争ではなく愛を! https://t.co/y9D6CdAzxf
— It's Katz (@PodKatz) July 31, 2023