復帰した坂本勇人が絶好調 「衰えが全く見られない」と高評価が

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   この男がグラウンドに立つと、巨人の雰囲気がガラッと変わる。右太もも裏の肉離れから1軍復帰した坂本勇人だ。

  • 写真:長田洋平/アフロスポーツ(2020 東京五輪 野球 決勝)
    写真:長田洋平/アフロスポーツ(2020 東京五輪 野球 決勝)
  • 写真:長田洋平/アフロスポーツ(2020 東京五輪 野球 決勝)

過度な負担は禁物

   「2番・遊撃」で1カ月ぶりにスタメン復帰した2023年7月28日の中日戦(東京ドーム)で、いきなり猛打賞の活躍。初回に右翼フェンス直撃の二塁打を放つと、2回無死一、二塁の好機では2点適時左翼線二塁打で突き放した。さらに、3回2死二塁の好機でも外角低めの変化球をバットの先ですくいあげて中前適時打で、3打点を叩き出した。中日3連戦で10打数5安打2四球。打線の核として申し分ない働きぶりだった。

   春先は打撃不振でスタメンを外れる時もあったが、その後は状態を取り戻して1番で打線を牽引していた。坂本が攻守で替えがいない存在であることは、数字が証明している。故障で6月下旬に戦線離脱以降のチーム成績は8勝13敗1分。投打がかみ合わない試合が続いたが、坂本が復帰すると中日戦に同一カード3連勝を飾り、息を吹き返した。

   スポーツ紙デスクは、「坂本が遊撃を守り、上位でチャンスメークする姿が本来の巨人の形です。衰えが全く見られないし、まだまだ球界を代表する遊撃です。不安は故障だけですね。33歳になり、若い時のように動けなくなる。無理をしてしまうと筋肉のトラブルを起こしてしまうので過度な負担は禁物です。門脇誠、中山礼都も遊撃を守れますし、時には休養も必要になってくる」

   坂本が残りのシーズンを完走できるかが、チームの命運を大きく左右する。首位・阪神と6ゲーム差。勝ち続けて上位3球団にプレッシャーを掛けたい。(中町顕吾)

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