自民党の今井絵理子参院議員(39)が2023年7月30日、同党女性局の「フランス研修」についてインスタグラムのDMで誹謗中傷が寄せられていることをツイッター(現・X)で明かした。
「私は残念ながら何を言われても、死ぬことはありませんが...」
自民党の松川るい参院議員(52)や今井氏ら同党女性局員38人が7月末から研修と称し、フランスを訪問した。リュクサンブール宮殿やエッフェル塔の前で撮影した写真が「観光旅行」のようにみられ、物議を醸している。
ツイッターでは、「フランス研修」に対して
「この人数でフランス行ったの?馬鹿げてない?」
「何を目的にフランスに行ったのか。 それが書かれていないことに愕然とします」
といった疑問を呈する声が多く寄せられていた。
今井氏はインスタグラムに寄せられた誹謗中傷のDM画像をツイッターで公開。「税金つかって旅行はどうですか?早く死んでほしいです」などといった文言が書かれている。
今井氏は
「私は残念ながら何を言われても、死ぬことはありませんが、世の中にはその言葉に悩み、苦しみ、思い詰める人もいます。SNSの発信には気をつけなければいけないですね。さらに言えば、このような言葉を発する方々のことも心配しています」
とコメントした。
今井氏によれば、女性局の海外研修は5年に一度ある恒例行事で、青年局も台湾に毎年行っている。「公金を使って無駄だ」との批判には「無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と釈明し、「この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います」と今後も続ける意向を示した。活動報告は追ってするという。
DMに送られてきたメッセージのひとつをご紹介します。
— 今井絵理子 (@Eriko_imai) July 30, 2023
私は残念ながら何を言われても、
死ぬことはありませんが、世の中にはその言葉に悩み、苦しみ、思い詰める人もいます。SNSの発信には気をつけなければいけないですね。
さらに言えば、このような言葉を発する方々のことも心配しています。 pic.twitter.com/OqlYJd345V