学びを止めない準備として「オンライン学習デー」を実施
不登校状態の子どもは、小・中学校においては、自治体や校長の判断で、オンライン学習で学んでいれば出席扱いになることもあるという。
東京都教育委員会では2023年度から、自宅などから授業を受けるオンライン学習訓練「都立学校オンライン学習デー」を実施している。
担当者によると、学校にオンライン学習デーを1年に1回行うよう通達している。
高等学校でオンライン学習デーを実施した場合は、行事と同じ扱いになるため、学校に来たことにはなっているが、授業の出席としてはカウントされないという。
不登校の子どもたちの支援ではなく、あくまでも、新型コロナウイルスや災害などが起き子どもや教員が学校に登校できない事態を想定し、学びを止めない準備をする防災訓練に近いという。
子どもたちは1人1台タブレット端末またはノートパソコンを持っているとする。
都立高校生は端末を1年生から順に増やしている最中で、現在2年生まで持っているという。