プロ野球巨人の元木大介・作戦兼内野守備コーチ(51)が2023年7月25日に公開された元巨人投手・高橋尚成氏(48)のユーチューブに出演し、逆転優勝に向けて後半戦のキーマンを挙げた。
「10勝10敗はエースじゃない」
巨人は前半戦を4位で折り返し、26日時点で3位DeNAに2.5ゲーム差の4位につけている。高橋氏から「優勝へ向けてのキーマンは誰ですか?」と問われた元木コーチは、戸郷翔征投手(23)の名を挙げた。
戸郷は今季、先発ローテーションの柱として14試合に先発して防御率2.27、8勝2敗。出遅れていた菅野智之投手(33)に代わってエースとしてチームをけん引している。
元木コーチは「戸郷がいつも前半勝って後半バテる」と指摘し、次のように持論を展開した。
「結局二桁いくの?いかないの?というレベルの話をしている。やっぱり20勝いくの?いかないの?という話をしてもらわないとエースとも呼べない。戸郷が投げる試合は勝てる。貯金を増やしてほしい。10勝10敗はエースじゃない。貯金8以上はひとりで。大変だと思うけども頑張ってほしい」
戸郷は20年から頭角を現し、20年は9勝6敗、21年は9勝8敗、昨シーズンは防御率2.62、12勝8敗だった。今年は3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出され、侍ジャパンの「世界一」に大きく貢献した。
「和真がこのペースで50本打てば...」
打撃のキーマンに挙げたのが主砲・岡本和真内野手(27)だ。岡本は26日時点で打率.293、21本塁打54打点、出塁率と長打率を合わせたOPSは.939を記録。本塁打争いのトップに立っている。
元木コーチは「和真がこのペースで50本打てば、何か一皮むけた和真を見ることができるんじゃないのと思う」と期待を寄せ、岡本の後を任せる5番打者に言及した。
「大城が5番打っている。大城は良いバッターだけどキャッチャーで大変。キャッチャーをやりながらあそこまで打っているのは大したもの。ただ俺の中では中田翔が5番に入らないとダメだなと思っている。やはり勝負強いところ。2割6分、7分でもいいから30発と打点を増やしてほしい。そうなるとチームは強くなる」
中田は5月5日に右太もも裏肉離れのため出場選手登録を抹消された。一時戦列を離れたものの5月下旬に1軍に合流。復帰後は5番、6番に入っている。26日時点で打率.269、11本塁打23打点。
チームは22日から始まった後半戦最初のカードであるDeNA2連戦で連勝したが、25日からの阪神戦で2連敗。27日の阪神戦(甲子園球場)では、戸郷が連敗ストップをかけて先発のマウンドに上がる。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 25, 2023
主砲の一撃はポールを巻いた
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岡本和真の一発でジャイアンツが追いつく!
リーグトップ独走の21号弾????
審判員によるリプレイ検証も判定変わらず
⚾#プロ野球(2023/7/25)
????阪神×巨人
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