キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏が2023年7月26日までに公式サイトで、俳優の広末涼子さんとの離婚を報告した。
キャンドル・ジュン氏は発表文で、広末さんと有名シェフ・鳥羽周作氏の不倫騒動をめぐるメディアの報道姿勢に対して批判を連発。子供達へ悪影響が出ているとして、憤りを露わにした。
「何ら落ち度のない子供達が学校に通う等の日常生活を送れないという事態を何としても早期に改善したい」
広末さんをめぐっては、鳥羽氏との不倫が「文春オンライン」で報じられ、6月14日には「鳥羽様との関係は記事のとおりです」と事実を認めた。広末さんは7月23日、夫のキャンドル・ジュン氏との離婚届を提出したことを所属事務所の公式サイト上で発表した。
キャンドル・ジュン氏は26日までに、公式サイトに弁護士名義で「CANDLE JUNEからメディアの皆様へ報告」とする文章を公開した。
「順氏(キャンドル・ジュン氏、以下同)が記者会見を行うに至った経緯について」として経緯を報告。週刊文春による報道後、メディアでの報道が加熱したことで、広末さんと子供達が外出することもままならない状況になっていたとした。
「順氏としましては、本件に関して何ら落ち度のない子供達が学校に通う等の日常生活を送れないという事態を何としても早期に改善したいと考えておりました」
そうした状況を踏まえ、「メディア報道を鎮静化するために、記者会見を行い、この会見の中で順氏の考えを全てお伝えすることが最善ではないか」と考えたという。
会見後、広末さんとキャンドル・ジュン氏ともに代理人弁護士を選任したことから、これ以上の情報公開はなされずに協議が進むことが常識だと考え、報道の過熱を避けるためノーコメントを貫くつもりだったという。
しかしその後も騒動に関する報道は止まず、誹謗中傷のダイレクトメールや手紙、FAXも届くようになったとして、会社のスタッフがその対応に当たらなければならなくなった伝えた。
キャンドル・ジュン氏は、「子供達に関する事項を除いては一切の条件提示も金銭請求もせず、涼子氏側の提案を受け入れる形」での早期解決を選択したという。「何よりも大好きな子供達に会えるということだけで喜ばしいもの」だったが、「面会交流当日の様子が、順氏の意図に反して、様子を撮影したメディアにより報道され、正式な発表がない中で、さも離婚が成立したかのような内容の記事が発表されてしまいました」。
また、報道でたびたび「順氏の経済状況に関しネガティブな内容の報道」がされたことでも、共に会社運営をしてくれているスタッフに申し訳ない気持ちになっていたとした。