ビッグモーター新社長は「お飾りで院政」...有名実業家が持論 謝罪会見での「気まぐれ」「心変わり」から推察

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   実業家の田端信太郎氏が2023年7月25日にツイッター(現・X)を更新し、ビッグモーターの保険金不正請求問題について言及。同日に行われた会見での兼重宏行社長(当時)の発言について、「気まぐれ」だと指摘した。

  • ビッグモーター(写真:つのだよしお/アフロ)
    ビッグモーター(写真:つのだよしお/アフロ)
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「これ実に創業オーナー社長らしい気まぐれ」

   ビッグモーター創業者でもある兼重氏は会見で、不正請求については知らなかったとの主張を繰り返した。会見前半では、不正にかかわった社員について、「刑事告訴を含む厳正な対処をしたいと考えています」などと話す場面もあった。

   しかし、会見の終盤では、「責任も私もあるな」と考え直したことを明かし、不正を行った者への刑事告訴について「そこまでする必要はないなと考えています」と撤回していた。

   なお、会見では、兼重社長が26日付けで退任し、和泉伸二専務取締役が新社長に就任することも発表された。

   こうした会見での兼重氏の言動について、田端氏は同日のツイッターで「これ実に創業オーナー社長らしい気まぐれ」と指摘。続けて、

「明日、辞める兼重社長が、会見中に、心変わりした!とばかりに冒頭で『刑事告訴します!』って言ってた会社としての方針を、自分の一存でコロコロ変えることに何の疑問も感じていない象徴なんです」

とした。

   こうした言動を受け、田端氏は「つまり新社長はお飾りで院政」と、今後も兼重氏が会社の決定権を握っていくのではないか、との持論をつづっていた。

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