保険金不正請求問題をめぐって中古車販売大手のビッグモーターが2023年7月25日に開いた記者会見の冒頭での、和泉伸二新社長の発言がネットで注目を集めている。
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ビッグモーター（写真：つのだよしお/アフロ） -
辞任する兼重宏行社長（左）と、和泉信二新社長。ビッグモーター公式サイトより（編集部加工）
「よりにもよってこの会見で...」
和泉氏は会見冒頭、保険金不正請求の被害者と過去の顧客に対して謝罪した後、
「これまで弊社は創業者の兼重宏行のリーダーシップとその卓越したビジネスモデルにより、今や業界を代表する企業となりました」
と発言した。
和泉氏は続けて、「余りにも強すぎるリーダーシップに頼りすぎていた」「非公開企業であることから客観的な目線が希薄になりコンプライアンスの低下を招いた」「行き過ぎた業績管理、不合理な目標設定、頻発する降格人事、こういったものにより徐々にいびつな企業風土を作ってしまった」などと反省の弁を述べたものの、SNS上では冒頭の発言に呈する声が多く寄せられた。
「よりにもよってこの会見で"卓越したビジネスモデル"ってワードを出すの、悪手じゃない？笑」「めっちゃ違和感」「言わなければよいものを...」「空気を完全に無視した自画自賛」などの書き込みが相次いでいる。