2023年7月22、23日放送の「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)の企画「100キロサバイバルマラソン」を完走したタレントの井上咲楽さん(23)に、いち早く氷のうを持って駆け寄ったことで称賛の声が上がったお笑いコンビ「東京ホテイソン」のたけるさん(28)が7月24日、スタッフからの指示だったとYouTubeで明かした。
井上さんのゴールシーンをめぐっては、SNSで「スタッフ何してたんだろう」などと番組制作側の対応に疑問を呈する声も上がっていた。
「俺が持ってって渡しただけ」
「100キロサバイバルマラソン」は、「100キロの道のりを、必要以上に休憩時間を取らずに走った場合、いったいいつゴールできるのか?」を検証する企画だ。18人の有名人ランナーが参加し、井上さんを含む6人が完走した。
4位でゴールした井上さんは、そのまま地面に手を突いて倒れ込み、息を切らしながら立てない状態になっていた。しばらく周囲が拍手をしている中、いち早く東京ホテイソンのたけるさんが氷のうを持って駆け寄って井上さんを介抱した。
たけるさんの対応に、SNSでは称賛する声が相次ぐなど話題に。「たけるさんイケメンすぎる」「めっちゃ素敵」「たけるさんめっちゃ優しい」といった声が上がった。
一方、番組制作側のスタッフが駆け寄らなかったことに批判の声も上がった。「スタッフ何してたんだろう」「救護スタッフすぐに来ないってマジで信じられない」などと指摘されている。一部の週刊誌が「『なぜ助けない?』ゴール後に倒れる女性タレントを放置...フジ『27時間テレビ』マラソン対応が物議」と報じる事態にまでなった。
東京ホテイソンは24日、自身のYouTubeチャンネルで「たける100kmマラソンお疲れ様」と題した動画を投稿した。冒頭、相方のショーゴさんが「バズってましたね」と言うと、たけるさんは「なんかバズってたな」と答えた。
その後、たけるさんは「スタッフさんに『氷のう持っていってほしい』って言われて、俺が持ってって渡しただけ」と状況を説明。今回の行動が話題になったことを受けて「ビックリした」と感想を話した。
たけるさんは「好感度もねワーッと上がってるみたいだけど、そんな人間じゃあございません」と否定し、ショーゴさんも「最低なやつですよ」と同意した。
動画に対し、コメント欄では「たけるもスタッフさんもいい人だなーって思えてよかった」「上がった好感度を自ら訂正しようとする好き(笑)」などの声が寄せられている。