橋下徹氏、「行列のできる～」で丸山氏と16年ぶり再会 「人間的にどうなんだ」書籍巡り因縁も和解

   元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、2023年7月23日放送の「行列のできる相談所」（日本テレビ系）に出演。同番組でともにレギュラー出演していた弁護士の丸山和也氏と16年ぶりに再会し、息の合ったコンビプレーを見せた。

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  橋下徹氏（2015年5月撮影）

丸山さんに怒り「10年前からずっと腹立っています」

   8年前に政界を引退した橋下氏。「行列」について「この雰囲気良いですよね。やっぱりね、この楽しい雰囲気が」と久しぶりの出演に喜びを見せる。

   そして、今回の企画「私にとっての神様に会いたい」で会いたい人を聞かれると、「めちゃくちゃ腹立っている人でもいいですか？」「10年前からずっと腹立っています」として丸山氏の名を口に。両者は2003年から4年間、同番組で「弁護士軍団」として北村晴男氏や‎住田裕子氏らと共演。レギュラーを卒業してから交流がなかったというが、2013年に丸山氏が出版した著書「愛と野望と橋下徹」（講談社）の題名に許可なく名前が使用された上、中には橋下氏への批判も書かれており、不満を抱えている様子。

   これについて、橋下氏は「政策論とかそういうことを言われるのならわかるんですけど、『橋下君は損得勘定で生きている』みたいな...。そこだけはちょっと言いたいな」「法律的に名誉棄損だとか言うつもりはないです。人間的にどうなんだ、と」と怒りを露わに。そこで、スタジオに丸山氏本人が登場し、直接対決することになった。

久しぶりの再会でも息ピッタリ「同窓会みたいな空気でほっこり」

   橋下氏からの追及に対し、丸山氏は「タイトルはどうでもよかったからね」と笑い。うやむやな回答を続ける態度に、これまで見守っていた北村氏も乱入したことで、フットボールアワーの後藤輝基さんは「ちょっと、あの、紳助さん帰って来てくださいよ」 と、かつてMCを務めていた元タレントの島田紳助さんに助けを求める事態に。丸山氏が尚も「損得勘定でやってないけどね、全身で損得勘定が発達してるんだよ」と話すと、橋下氏も「もう、これでいいです！丸山さんホントお会いできてうれしかったです」 と苦笑し、最後は「橋下徹は良い男です！」と互いにハグをして締めるのだった。

   久しぶりの再会にも関わらず、2人の息の合ったかけあいに対して視聴者からは

「弁護士たちが喧嘩して言い争って仲良さそう()な時代の行列が1番面白かったし、その時代の橋下徹は好きだった......」
「丸山弁護士が出てて懐かしい気持ちになってたw　同窓会みたいな空気でほっこり」
「丸山弁護士さんとの掛け合い懐かしくて面白かった〜　愛が溢れている」

などと、懐かしむ声が多くあがっている。