「若年層にも興味を持ってもらえるように、新しい風を吹かせたい」
北対協の担当者は24日、取材に対し、こういった情報発信の狙いを次のように説明している。
「北対協には、北方領土返還要求運動を盛り上げ、政府が行っている外交交渉を下支えする役割がある。元島民の高齢化や返還要求運動の担い手の減少という状況の中、返還要求運動を盛り上げるには若年層の力が必要である。SNSを通じて情報発信することで、若年層にも興味を持ってもらえるように、新しい風を吹かせたいと考えている」
今回のツイートに寄せられた反響については「反応していただくことが非常に大事」。その上で
「北対協が行っているSNSを知ってもらい、それを通じて北対協の活動を知っていただくことが大事で、その意味では、今回はさまざまな反応をいただくことができた」
とも話し、比較的前向きに受け止めている様子だった。気になるのが「中の人」の素性だが、
「エリオくんと編集会議をして(ツイートの内容を)決めている」
と説明している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
#北方館 にエゾシカが
— 北方領土エリオくん (@hoppou_erio) July 20, 2023
週に1~2回の頻度で遊びに来てるピピィ✨
エゾシカさんたちも「北方領土返還!」と
話していたぜ!#北方領土 #北方四島 pic.twitter.com/9sbJ7YEk1U