「井上は非常に優れたボクシングIQを持っている」
「井上は完璧なファイターであり、これが過去の多くの日本人ファイターとは違うところだ」と称賛し、次のようにフルトン戦を予想した。
「フルトンは本当に素晴らしい才能の持ち主で今回もチャンスがないわけではない。しかし『モンスター』は間違ったことは何もしない。フルトンは完璧に戦わなければチャンスはない」
ESPNの記事によると、過去に米国のリングで井上の強打を目の当たりにしたドミトリー・サリタ氏は「井上は非常に優れたボクシングIQを持っている」と絶賛したという。
サリタ氏はスーパーライト級の元世界ランカーで世界戦の経験を持つ。引退後はプロモーターに転身し、井上が17年9月に米国デビューを飾った際、対戦相手アントニオ・ニエベス(米国)をプロモートした。試合はニエベスが井上の強打に耐えられず6回終了時に棄権した。
サリタ氏は「井上は距離の判断がとても上手で途中でスピードを変える方法を知っている。パワーショットのバリエーションもある。そして軽いパンチもあれば、中程度のパンチもある。試合中にさまざまなスピードに変化させることができ、非常に爆発力がある」と評価した。