球宴で予告投球...DeNAバウアーにどよめき 「盛り上げてくれた」「イメージ変わった」称賛の声

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   2023年の球宴で最も盛り上げてくれた選手が、DeNAのトレバー・バウアーだった。球宴に出場することを熱望し、「プラスワン投票」で36万9446票と2位の村上宗隆(ヤクルト)に33万票以上の大差をつける驚異的な得票数で選出された。

  • DeNAのトレバー・バウアー(写真:AP/アフロ)
    DeNAのトレバー・バウアー(写真:AP/アフロ)
  • DeNAのトレバー・バウアー(写真:AP/アフロ)

「日本の野球から学ぼうとする姿勢」

   試合前練習では他球団の選手たちと積極的にコミュニケーションを図った。試合前の練習では戸郷翔征(巨人)、九里亜蓮(広島)らと投球談義を熱心に交わす姿が。全セの練習が終わって、全パの練習が始まってもバウアーはグラウンドに残った。佐々木朗希(ロッテ)、山本由伸(オリックス)らに、投球のメカニズムや球種について質問をぶつけるなど好奇心旺盛だった。

   マウンドでも盛り上げた。20日にマツダで開催された第2戦に4回から登板すると、打者に全球種を伝えて投げる異例のスタイルに球場がどよめく。先頭打者の万波中正に131キロのスライダーで左中間に被弾するなど1回3安打2失点。狙っていた三振は奪えなかったが、ベンチに戻る際は大きな拍手が注がれた。

   スポーツ紙デスクは、「メジャーを代表する投手として活躍したバウアーが日本の球宴を盛り上げてくれたことに大きな意味がある。NPBの投手たちも理論派で知識が豊富なバウアーと会話を交わすことで学ぶべき点が多かったでしょう。来日当初はメジャーでプレーできない問題児という先入観も少なくなかったが、日本の文化を勉強し、日本の野球から学ぼうとする姿勢でイメージがガラッと変わった。後半戦も活躍が楽しみです」と期待を込める。

   前半戦は12試合登板で6勝3敗、防御率3.46の好成績をマークした。勝負の夏場でどれだけ白星を積み上げられるか。今後も一挙手一投足が注目される。

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