デヴィ夫人に「お前が日本の恥だよ」 性加害問題のジャニー喜多川氏擁護に現役警察官が激怒「完全に頭にきた」

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   米ロサンゼルスで現役警察官として働き、YouTubeやSNSでも発信を続けるYURI(永田有理)さんが2023年7月19日、YouTube生配信で、ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏によるタレントへの性加害問題をめぐってジャニー氏を擁護するなどしたタレント・デヴィ夫人に激怒した。

  • デヴィ夫人(2018年撮影)
    デヴィ夫人(2018年撮影)
  • デヴィ夫人(2018年撮影)

「はっきり言って、もう非常識極まりない」

   YURIさんは「実録LA初 日本人女性警察官」の著書があり、複数のメディア出演経験もある。

   YURIさんは19日「本気で怒りました」と題して生配信。「今日は私、めちゃくちゃ怒ってます」とし、「元日本人としても警察官としても許せないことなので、ちょっとはっきり言わせていただきたい」と切り出した。ジャニー氏によるタレントへの性加害問題が世界的にも注目を集めていることに触れ、「すごく良い方向に動いていると思う」と話した。

   その中で、デヴィ夫人のツイッター投稿について「はっきり言って、もう非常識極まりないことを言っているんですよ」と猛批判した。

   デヴィ夫人は18日、ツイッターで「ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」などとジャニー氏を擁護し、「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。代わってジュリー氏が謝罪も済ませているのに、これ以上何を望むのか」と被害告発者に苦言も呈していた。

   YURIさんはデヴィ夫人の主張に「ジャニーズの件は昔から問題になってて、それを国が何もしなかったっていうか。(性加害に対応する)法律がちゃんとなかった時代からあったわけじゃないですか。それをずっと放置してきて、結局今、ジャニーズ事務所の被害に遭った子たちが勇気を持って発信しているわけですよね」と説明した。

「私からしたらすごく非人道的なんですよ」

   デヴィ夫人は、騒動を受けて問題提起した同事務所の東山紀之さんに対しても「東山紀之氏は被害を訴えた元jr.たちの発言を『勇気ある告白』と表現し、『ジャニーズ』という名前の廃止についても言及した。その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる。被害を訴えている人々は国連まで巻き込んで、日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい」と批判していた。

   YURIさんはデヴィ夫人を「そもそも彼女は人権ってものを理解してないんですよ」と痛烈に批判。「彼女の言ってることがもし正しいのであれば、日本国民に国連を巻き込む人権はないって言ってるんですよ。おかしいじゃないですか、この人」「私の中では考えられないです。こんなに非常識で、世界を知らなすぎて、私からしたらすごく非人道的なんですよ」と怒りをあらわにした。

   YURIさんはデヴィ夫人の主張について「犯罪自体を理解してないんじゃないですか」とも指摘。「本当に小中学生とかですよね、ジャニーズJr.(の年齢)なんて。その子に対してジャニー喜多川がやったことは犯罪ですし、レイプになるんですね、アメリカの法律では」とした。

   デヴィ夫人に対し、「もうちょっと考えて発言したらどうですかって私は本当に言いたいです。別に私に文句があるなら私に言ってくれていいし、話し合おうと言われたら話します」と呼びかけた。

   さらに「性被害にあった子たちにこんなこと言うのは人じゃないです。もう人間以下です」「本当に異常だと思います」と厳しく批判。「ありえないですね」「あまりに非常識すぎて完全に頭にきた」「お前が日本の恥だよっていうことですよ、本当に。デヴィ夫人が日本の恥です」と声を荒げた。

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