元俳優で格闘家の高岡蒼佑さんが2023年7月20日、インスタグラムのストーリーズで、故ジャニー喜多川氏によるタレントへの性加害問題について見解を明かした。
「生前には言えない人が殆どじゃないですか」
高岡さんは20日にストーリーズで、ジャニー氏をめぐり「被害を訴えている人は証言だけで物証がないのでは」「本当に被害に遭ったのなら、なぜ生きている時に警察に被害を訴えなかったのか」などとする投稿に反応。
高岡さんは「多くが被害に遭っても生前には言えない人が殆どじゃないですかね。権力で潰されるのがオチですから」と被害者を慮った。
「ジュニア時代のそういった被害は自分が知っているだけでも複数人いますから ジャニー氏が潔白である事はないでしょうね」と高岡さん自身も被害について知っていたとした。
「多くの業界関係者、マスコミ、ある程度長い間業界にいる芸能人達で この悪行を知らない人は殆どいないと思います」とし、「ジュリー氏が完全否定できないのは(事実を)十分認識しているからだと思いますよ。でなければ事務所存続の危機なのだから 徹底的に争えばいいだけです」と主張した。
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は5月14日の声明で、ジャニー氏の性加害について「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」としている。
高岡さんは19日にも、フジテレビが中継するバレーボールW杯のスペシャルサポーターからジャニーズ事務所のグループが降板すると「週刊文春」が報じた記事について「至極当然の事。世界の恥。この期に及んで まだこの会社に利益をもたらし起用し続けるテレビ局の神経を疑う」と厳しい立場を示していた。