テニス「ボール跡もみ消し」騒動に「誤審」「差別的扱い」 棄権選手の地元で怒りの指摘...中国報道

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「主審の誤審は試合の行方に重大な影響を与えた」

   このゲームを落とした張はベンチでパニック発作を起こし、本人が試合続行不可能と判断して棄権を申し入れた。

   中国ポータルサイト「探狐」は、「張のショットは明らかにライン上にあったが、主審はアウトと判断した」とし、「さらに不可解なのは対戦相手のトートが張の要求を無視して率先してボールマークを拭い去ったことだ」と指摘した。

   記事によると、試合終了後に国内のインターネット検索リストの上位に「張帥棄権」のワードが上がり、SNSでは主審に対して批判的な声が上がったという。「主審の誤審は試合の行方に重大な影響を与えた」「アジアの選手がテニスの舞台で差別的な扱いを受けるのは実はよくある現象」などのコメントが寄せられたという。

   中国スポーツメディア「新浪体育」(WEB版)によると、張は試合後に中国版SNS「ウェイボー」を更新し、「練習中の努力はすべて無駄になりました。ライン際を狙えるように練習したけども、ラインに触れてもアウトになった」などのコメントを投稿したという。

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