洗濯板、「溝に擦り付け」実は間違い? 専門家に聞いた使い方&現在の進化

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洗濯板の今と昔は

   学芸員は洗濯板について「明治時代に外国から入ってきて使われるようになりました。元々でこぼこの溝はついておらず、現在よく見る洗濯板は、日本で使われるうちに洗濯液がたまりやすいよう改良されたものです」とする。洗濯板が入ってくる前の江戸時代は「石に洗濯物を置き、木槌で叩いて洗っていました」と補足した。

   ツイートには「子どもの頃から体操着や靴下は洗濯板で手洗いしてから洗濯機に入れるよう教えられていた」「弟の野球のユニフォームや靴下を洗濯板で洗っていた」との声も見られる。学芸員は「洗濯物が傷みにくい柔らかい素材のものや小型のものなど、洗濯板は現在も改良が重ねられ、一部では重宝されています。柔らかい素材の洗濯板は靴下の裏の汚れを落とすのに便利で、個人的に使っています」とした。

   現在、ニトリや無印良品、KEYUCAなどでも洗濯板を扱っているほか、たらいと一体型のものや表面が特殊繊維になっており洗濯物を傷めにくくなっているものなど、様々な商品が発売されている。

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