お笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんと宇治原史規さんが2023年7月17日に公式YouTubeチャンネルを更新し、SNSでの誹謗中傷について私見を述べた。
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ロザンの楽屋より
エゴサも「やめたほうがいいと思う」
「【SNS】著名人は匿名にすべき」と題して公開した動画で菅さんは、ツイッターをはじめとしたSNSによる誹謗中傷をどうなくしていくべきかという議題を取り上げ「僕は現実論者なので、なくならないんやろうなと思っている」とした。「本来これをすべきじゃないんやけども...これしかやりようがないのかな」と苦渋のアイデアと断ったうえで、「著名な方はもう実名でするのはやめておくべきなのかなとすごく感じてきて」と持論を展開した。
菅さんは、著名人がツイッターで実名のアカウントを運用することは「プラスの面とマイナスな面がある」と説明。テレビなどのメディアに出演する時以外のプライベートな一面を見せられるプラスの面がある一方、激しい誹謗中傷に晒されるマイナスの面があることを踏まえ、「もうちょっと厳しいのかな」と、実名運用の限界を主張した。
SNSをやっていない宇治原さんは「ようは、自分のツイッターなりインスタなりに反応する人がいるわけじゃないですか。誹謗中傷みたいなことを。これを（本人に）見られなかったらいいわけじゃないですか？」「一方通行にはできないんですか？ ただただ発信をして、何者も入れなくすることはできないの？」と、コメント欄を封鎖するなどの措置が必要ではないかと指摘した。
その考えに同意しつつ、菅さんは、自らの名前を検索することで批判的な意見を見てしまう可能性のある「エゴサーチ」についても「やめたほうがいいと思う」と述べた。さらに「（SNSを）有料でやるしかないんじゃない？」とも。菅さんは、ロザンのYouTubeチャンネルにおけるコメント欄があまり荒れないのは、有料のメンバーシップ会員によるコメントが「整えてくれている。『大体こんな感じでコメントするんですよ』と」と、たとえ話を持ち出した。
その上で、「それしか無理なんじゃない？ だって、こんだけ野放しにしてやったら、あかんかったわけやん」と話した。すると宇治原さんは「（SNSを）やめたら、もう？」と言い、「ついこの間までなかったやん、SNSなんて。それでみんな生きてたんやから」と語っていた。