立憲・小沢一郎氏が賛成した「野党予備選」に党内から異論 「その現実性は私から見たら皆無です」

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米山議員「誰が投票権を持つかを決められず、技術的にほぼ不可能」

   このツイートを引用リツイートする形で、党内から異論が相次いでいる。米山隆一衆院議員は、野党予備選について

「理念以前の問題として、誰が投票権を持つかを決められず、技術的にほぼ不可能です」

と指摘。

   その理由を

「仮に選挙区の全員が投票権を持つなら、それは自民党支持者の意向で野党候補が決まるという倒錯した状態になります。野党各党員が選挙権を持つなら、党員数の多い古い政党に決まりますが、選挙では恐らく勝てないでしょう。人の耳目を引く案として、如何にも橋下氏が打ち出しがちなものですが、その現実性は、私から見たら皆無です」

と説明した。

   現役議員以外にも、次期衆院選で立憲が公認することにしている「総支部長」からも異論は出ている。愛知10区の藤原規眞(のりまさ)氏は、

「小沢一郎衆議院議員並びに『野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会』が言う『野党』の範囲がわかった。そして、この先輩方とは志を同じくできないこともわかった」

とツイート。藤原氏は6月7日に「維新は、野党に非ず」と書き込んでおり、「野党」に維新を含める事に反発した形だ。

   北海道7区の篠田奈保子氏は、「私は、賛同しかねます」と一言。篠田氏も6月10日に「維新は野党ではありません」と書き込んでいる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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