「嫌がらせを頻繁に受けていた」「ユーザーからの罵詈雑言が殺到」
韓国のソウル新聞は、
「ryuchellは日本で最も影響力のある性的少数者(LGBT)となり、ジェンダーレス(男性性と女性性が共存する)ファッションで広く知られるようになった。有名になればなるほど、オンラインでの非難攻勢も激しくなり、私生活が暴露されるなど、激しい心の葛藤を経験した」
ニュースサイト「OSEN」も、ほぼ同じ表現でryuchellさんをめぐる背景を伝えた。
英BBCも、ジェンダーレスファッションが知られたことを紹介する一方で、
「ネット上での攻撃やソーシャルメディア上での嫌がらせを頻繁に受けていた」
と指摘した。
英デイリー・メールは
「離婚後の数ヶ月間、ryuchellは日本におけるLGBTQの支持者として影響力を持つようになり、日本のプライドイベントでもよく発言するようになったが、その名声とともに、性別不適合を批判するユーザーからの罵詈雑言が殺到した」
と背景を伝え、記事の最後で自殺対策窓口の電話番号とウェブサイトを紹介している。
【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)