韓国国会議員が「処理水放出」反対会見 声明に日本の野党議員も8人賛同「メンバー増やす予定」

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日本語版と英語版で日付も人数も違う「急ごしらえ」共同声明

   日韓議員による共同声明も公表された。声明では、海洋放出が環境に与える影響の評価が不十分だとして、

「今後とも環境への評価は日本政府の依頼によるIAEA以外にも広く環境関係の専門機関の意見も聞いて、十分分析、検討されねばならないと考える。韓日両国議員がより良い韓日関係構築を展望しながら、現世代だけでなく両国民の未来世代のために、日本政府に海洋放流計画中止を要求し、 韓日両国議員は多様な国際連帯を通じてこの問題を解決するために全力で努力する」

としている。

   韓国側からは、会見に出席した2人を含む11人が名を連ねた。日本側は、記載順に近藤昭一(立憲)、篠原孝(同)、 原口一博(同)、 阿部知子(同)、櫛渕万里(れいわ)、大河原雅子(立憲)、福島瑞穂(社民)、大椿裕子(同)の8議員だ。共同声明は日本語版と英語版が配られ、日本語版が7月11日付けで日本側の議員は4人しか名前がないのに対して、英語版は7月12日付けで8人が載っている。阿部氏によると、7月12日朝に名前を連ねる事が決まった議員もいるという。急ごしらえの声明で、阿部氏は

「現時点で共同合意に同意する人は、まだ始まったばかりなので8人。その後、私たちの国会からさらにメンバーを増やす予定で、今後は私たち側と韓国側、その他の国から参加して定期的にズーム会議を開く。まだ始まったばかりだ」

などとあいさつした。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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