元「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが2023年7月10日、YouTubeに公開した動画で、YouTuberのヒカルさんとともに、共同出資する焼肉店「牛宮城」に爆破予告をした犯人に直接電話をした。
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宮迫博之さん
警察が出動する事態に発展
宮迫さんは5月29日に「昨日公開のヒカルCHのチャット欄にて、牛宮城の爆破予告とされる書き込みがありました。既に警察と連携をとり、安全確認を行いながら通常営業の準備を進めております。なお、書き込みに対しては開示請求を行い、警察・弁護士の指導の元、厳正に対処して参ります」とツイート。その後、犯行予告の書き込みで指定されていた15時を過ぎても異常が見られなかったため、警察の指導のもと安全確認をしたうえで、通常営業を再開したと報告していた。
7月10日に公開した「【牛宮城爆破予告】警察出動、まさかの犯人との電話、その一部始終」と題した動画で宮迫さんは、ヒカルさんとともに事の経緯を説明した。動画で語られた内容によれば、ヒカルさんのプレミア公開された動画のチャット欄に「牛宮城にバクダン仕掛けた、明日の3時にばくはつさ。せる」（原文ママ）との書き込みを受けて、牛宮城のスタッフはすぐに警察へ相談。警察の現場検証により異常なしと確認が取れ、「イタズラの可能性が高い」となったものの、念のために当日の予約客に全員連絡をしたところ、キャンセルが出るなど損害も発生したとのことだ。
そこで開示請求に向けて動いていたところ、問題の書き込みを行った犯人から「直接お話がしたい」「動画を回してもらっても構わない」とアプローチがあり、今回、動画の企画として電話で対談することになったという。宮迫さんは「すごい数の人が動いたやんか。働く時間過ぎてるのに従業員の方々もめちゃめちゃ動いてくれたし...。無茶苦茶迷惑かかってるから」と憤慨。一方のヒカルさんも「直接来いよって話でしょ。ガチな話」と怒りをあらわにした。
犯人は12歳の小学生だと判明
その後、爆破予告犯に直接電話。プライバシー保護の観点からか、動画では音声が変えられていたが、その声は非常に幼かったようで、ヒカルさんは「めっちゃ若くない？」といい、「何歳？」と質問した。すると、爆破予告犯は「12歳です」と答え、現在小学校に通っているとも明かした。爆破予告犯が12歳の少年だと知り、2人は驚愕。ヒカルさんは「なんか僕らが悪者っぽく見えますね」と苦笑いし、「まさかの小学生だな...」と唖然とした。
少年によると、爆破予告をした理由は、「（ヒカルさんに）ネットとかでアンチが多いから」とのこと。宮迫さんが「なぜ牛宮城を標的にしたのか」と尋ねると、少年は「宮迫の牛宮城...」と弱々しい声でいい、「今、宮迫が聞いてるから、せめてそこは『さん』付けたほうがええで」「多分、お父さんより年上やろうから」と笑ってツッコみつつ、たしなめた。
少年は、宮迫さんのことが嫌いというわけではなく、やはり「アンチが多かったから」という理由で、牛宮城をターゲットにしたと告白した。さらに深掘りしていくと、少年はYouTuber・シバターさんのファンであると明かし、ヒカルさんが「シバターも悪口よく言っとるし、悪口言って良いんだっていうそういう軽いノリってことやろ？」と聞くと、「そうです」と答えた。
今回はお咎めなしに
宮迫さんは今回の一件で牛宮城にキャンセルが出るなど被害を被ったこと、こちらの意向次第では両親に話がいき裁判沙汰になる可能性もあったと説いた上で、「親御さんはこのこと知ってる？」と質問すると、少年は「知りません...」とぽつり。続けて宮迫さんが「本来ならご両親に代わっていただいて、厳重注意、もしくは何かをしないといけないことだからね。電話に出たから許してあげるとかということでは本当はないんだよ」と諭すと、少年は「はい。わかってます...」と声を絞り出した。
そしてヒカルさんから「謝っとこうか。まず一回。一番大事やし」と促され、少年は「爆破予告とかして、すいませんでした...」と涙声で謝罪。少年からアンチコメントをもうしないという約束を取り付けると、宮迫さんは今回はお咎めなしとし、「また動画見てね、ヒカルくんと僕の。あと、『さん』つけてな」と呼びかけ、笑っていた。
電話を終えるとヒカルさんは「まさかすぎるでしょ」、宮迫さんも「小学生...これはビックリ」と唖然。ヒカルさんが「小学生でも、ませてる子とかはああいうことしちゃうんでしょうね」と話すと、宮迫さんは「できてしまうというのが恐ろしいな」とこぼしていた。
少年への2人の対応に、コメント欄には「警察には言わないのは少しは理解できるけど親には伝えた方がいいよなぁ 優しすぎるよ2人とも」「注意喚起にはなったと思うけど、いくら子供やからって2人とも優しすぎん？」「この子のためにも見てる子供達のためにもやることやるべきだと思う」などの声が寄せられている。