ウクライナ復興に高速鉄道?構想浮上で日本に熱視線 駐日大使「日本が他国助けた経験計りしれない」

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「ウクライナの地理を考えれば、高速鉄道を導入するのは非常に合理的」

「ウクライナの地理を考えれば、高速鉄道を導入するのは非常に合理的だ。キーウから700~900キロという距離は、新幹線にとってはそれほど長くはなく、片道2~3時間で行ける。ウクライナを変えることになるだろう」

   東海道新幹線の場合、東京-新大阪間の約550キロを2時間半ほどかけて結んでいる。北東部にある首都キーウから西部にある第2の都市、ハルキウまでの距離は400キロ程度。仮に構想が実現すれば、キーウから数時間で全国どこにでも移動できる日が来る可能性もある。

   林芳正外相は6月21日にロンドンで開かれた「ウクライナ復興会議」で、23年末から24年初めの「適切なタイミング」で「日ウクライナ経済復興推進会議」を東京で開き、「日本の官民を挙げてウクライナの復旧・復興を力強く後押しする」ことを表明している。

   コルスンスキー氏は、この会議に「おそらくウクライナ政府からも企業からも非常に大きな代表団が参加することになる」と指摘。構想の進展に期待していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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