オブジェにまつわる噂の事実は?トリビアも
仏デザイナーのフィリップ・スタルク氏が手がけた、金色に輝く炎のオブジェ「フラムドール」。今回、ツイッターで注目が高まるなかでデザインをめぐる噂も浮上している。
ひとつは、「(構想時は縦置きするはずだったが)建築基準法上の高さ制限をクリアできず横倒しになった」という内容だ。
広報は「さまざまな噂があるのですが『当時のデザイン案や打合せ資料で残っているかどうか』を判断軸として、ご回答をさせていただきます」と前置き、
「図面では逆方向に横たわるものはあっても、縦にするという計画は残っていない」
と答えた。また、炎らしく赤色にする予定が消防法により実現しなかったとする説に関しては、「そのような事実はございません」と否定した。
一方で、「トリビアとして、落下すると危険な氷柱ができるのを防ぐため、炎の先端にはヒーターが取り付けられています」と広報は明かす。
公式サイトによると、フラムドールは「新世紀に向けて躍進するアサヒビールの燃える心の炎」を表している。