新SNS「Threads」では代替できない? Twitter継続予定が9割超...ユーザーを虜にする「優れた速報性」

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ツイッター利用者を虜にしたのは「優れた速報性」

   多くのツイッターユーザーは利用継続の意思を示している。J-CASTニュースは7月3日から1週間、ツイッターのアンケート機能を用いて、今後のSNS利用に関して尋ねた。

   その結果158票中、「このままツイッターを続ける予定」と回答したのは約47%、「ツイッターを続けながら、代替となるSNSを利用する」は約44%だった。一方、「ツイッターを辞めて、代替となるSNSに移動する予定」は約6%、「ツイッターを辞めて、代替となるSNSも探さない予定」は3%にとどまった。

   篠原さんは、多くのツイッターユーザーの心をつかんだのは「優れた速報性」だと指摘する。

「写真や動画とは異なり、テキストベースのTwitterはニュースやイベントなどの最新情報がすぐに投稿でき、それについての感想も多く流れてきます。 つまり、同じ話題に注目している人たちのなかで一体感が生まれます。
そうした体験を長く味わってきたユーザーほど、ほかのSNSに乗り換えることは難しいと考えられます」

   実際に、人気アニメ「天空の城ラピュタ」が放送されると、主人公たちのセリフと同じタイミングで「バルス」という投稿が急増するなど、番組の流れや感想を多くの人々と楽しむユーザーは多い。また地震や豪雨などの災害があった際にも、自治体などによるタイムリーな情報を入手することができる。

   加えてツイッターには、その時何が話題になっているか伝える「トレンド」という枠がある。同じハッシュタグを利用した投稿が急増するとトレンドに掲載されることから、投稿内容の露出を増やすために「ハッシュタグ運動」が行われることもある。篠原さんはこれもツイッターの特徴であると説明する。

   さらに他のSNSには持ち合わせない特異性として「文字数制限」を挙げる。

「文章が140文字以内に制限されているため、なるべくわかりやすく、簡潔にする必要があります。 結果として、短時間でより多くの情報を摂取できます。
活字や情報が好きな人からすると、これはブログやニュースサイトでは体験できないものです」

   実際に篠原さんは、他のSNSを利用した際に、情報量の乏しさから物足りなさを覚えることもあると話す。

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