つけ麺マナー騒動、つじ田創業者「完全に私が調子に乗りすぎた」 SUSURUも謝罪「短絡的な行動取ってしまった」

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   つけ麺店「つじ田」創業者の辻田雄大氏が2023年7月9日、ラーメン系YouTuberのSUSURUさんが公開した動画に出演。つけ麺の食べ方をめぐって「バカじゃねぇの」などと発言して物議を醸した件について、真意を語った。

  • 「つじ田BOXチャンネル」の動画より(手前が辻田氏)
    「つじ田BOXチャンネル」の動画より(手前が辻田氏)
  • 「つじ田BOXチャンネル」の動画より(手前が辻田氏)

自分に食レポを求めてくるアンチに向けて言った発言だと釈明

   物議を醸していたのは、辻田氏が5日に「つじ田BOXチャンネル」に投稿した動画での発言。つけ麺をスープにつけずに食べる行為について、辻田氏が「意味ねぇから」「バカじゃねぇと思う」と揶揄するコメントをする場面があった。この動画のコメント欄に「なんか残念というかがっかり」などの声が寄せられ騒動となる中、ラーメンのレビュー動画で人気を博しているSUSURUさんがツイッターで反応。「僕がつけ麺を食べる時はまずはじめに麺だけをすすっています」「麺の風味がわかっていいなあと思っていたのですが、意味はなかった上にバカだったようです」などとツイートしていた。

   9日、SUSURUさんがYouTubeで「つけ麺を麺だけで食べるやつはバカです。意味ないから。バカじゃねえのと思うよ。について。」と題した動画を公開。オープニングで事の顛末を説明したSUSURUさんは、東京・小川町の「つけ麺つじ田」を訪れる。店内に入りつけ麺を待つ間、「つじ田つけめん流儀」の一つ目に「まずは、すだちも黒七味もかけずそのまま食すべし」と書かれていることを指摘。つけ麺を実食し、その味については「大満足」「安定の味」などと絶賛した。

   店を出たSUSURUさんは場所を変え、辻田氏と、辻田氏の動画に一緒に出演していた「ラーめんバリ男」店主・岩崎誠氏と対面。辻田氏は、「まずは、すだちも黒七味もかけずそのまま食すべし」と書かれた「流儀」について、「確かにSUSURU君の仰る通りにも読み取れる」としつつ、「うちはすだちと黒七味とつけダレで、3段階で味を楽しんでもらえるっていうのをOPENの時からやってるんですよ。これの意味っていうのはそのままっていうのは、つけ麺をスープにつけて『そのまま』食べてという意味だったんです」と説明した。誤解を招く可能性があるとして、表現を変える予定だとする。

   動画の当初のタイトル(現在は変更済み)は「辻田がラーメンインフルエンサーに火種飛ばす大暴れ!?」だったが、「完全に私が調子に乗りすぎた」「YouTubeだし過激な言葉を入れてもいいとやってしまった」と非を認めて謝罪した。

   動画内での発言の意図については、「ラーメンのインフルエンサーを否定しているわけではない」として、ラーメン屋である自分にもインフルエンサーがするような食レポを求めてくる一部の視聴者に向けて言った発言だと釈明した。

   インフルエンサーや客に向けて言った言葉ではないにせよ誤解を招くような発言をしたことについては「謝罪したい」とし、SUSURUさんも理解を示した。辻田氏は改めて、つけ麺の食べ方について「自由に食べて下さい」と強調した。

   SUSURUさんは動画のコメント欄で、「今回の件、台本があると言う方もいますが一切ありません」と説明し、「僕が怒り半分、ネタ半分で勢いに任せてツイートしてしまい、ここまで規模の大きい話になるとは思っていませんでした。不快に思われた方もたくさんいると思います。自分の影響力を考えず、短絡的な行動を取ってしまったことは深く反省しています」と述べた。

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