「そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています」
山下さんにジャニーズ事務所への忖度があるのではないかという憶測については、「性加害が本当にあったとすれば、それはもちろん許し難いこと」としつつ、「私自身がそれについて知っていることが何もない以上、コメントを出しようがありません。自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であります」と自身の立場を示した。
「私の人生にとって一番大切なことはご縁とご恩です」とした山下さんは現在もジャニー氏に対する尊敬の念は変わっていないとし、ジャニー氏をきっかけとしてこれまで多くのタレントやミュージシャンとの縁があったことに触れ「そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています」と感謝を述べた。
山下さんは「私は性加害を擁護しているのではありません」と繰り返し、「アイドルたちの芸事に対するひた向きな努力を間近で見てきたものとして、彼らに敬意を持って接したいというだけ」と主張した。
自身の考えについて、「このような私の姿勢を忖度、あるいは長いものに巻かれているとそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう。以上が、今回のことに対する私からのご報告です」と結んだ。