PayPayをやめたお店の「小さな抵抗」とは
Twitterでは、キャッシュレス決済を導入するお店側の事情が議論の種になることもあります。Twitterユーザーが投稿した「PayPayやめました!」という貼り紙の写真が注目されました。
「PAYPAYやめました。汗をかかずに儲かるシステムへの小さな抵抗」キャッシュレス決済を廃止したお店が話題に - Togetter
過去にPayPayを導入していた店舗によるものと思われる貼り紙には「PayPayの2022年度決算取扱高が10兆円と聞いて(PayPayを)やめました」と書かれています。やめた理由としてお店側が運営会社に対して2%の手数料を支払っていることを挙げ「汗をかかずに儲かるシステムへの小さな抵抗」と続けています。
この投稿を見たツイッターユーザーからは「店側としてメリットがなければやめて当然」と店側に理解を示す声があがりました。キャッシュレス決済サービスの営業を受けた人から、「(導入でコストが増える分)サービスの料金を上げては」といった提案をされて不満に感じた、という体験談も。
一方で「小さな抵抗をするのは良いけど、財布を持たない私からすると困る」「客側としては知ったことではないし、ただただ不便に感じるだけ」と利用者側視点での疑問の声も相次ぎました。
また「現金管理コストを考えたら2%は悪く無い経費だと思うけどな」「PayPayをやめた場合、やめる前と比べてお店の売り上げがどれくらい変わるのか知りたい」といった冷静な意見も出ています。
キャッシュレス決済についてTwitterでの話題を見ていると、賛否両論入り混じりながら拡散されていることが分かります。利用者、導入している事業者、運営元の事情など、今後も引き続きさまざまな視点からの議論が展開されそうです。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。