元迷惑系YouTuber・へずまりゅうさん(32)が2023年7月6日、東京都内の式場で「へずま嫁」ことしーちゃんさん(32)との結婚式、披露宴を行い、両親への感謝をスピーチで語り、時折涙を見せた。
へずまりゅうが明かした過去
へずまさんは式の終盤、「お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。いつも心配や迷惑ばかりかけてごめん。周りを見渡して欲しい。今日ここにいるメンバーは自分の仲間です。残念ながら来れなかった人もいるけど、自分はこの景色をお父さんとお母さんに長年見せたかった」と両親への感謝の手紙を読み上げた。
スピーチの中で両親とのエピソードを語る場面もあった。
父親とは小さい頃にキャッチボールをしたという。父親は野球をやらせたかったそうだが、へずまさんは飛んでくるボールを怖がりサッカーを始めたとする。
「サッカーのこと何もわからんのに、俺のためにルールを勉強してくれたり、送り迎えしてくれたり。週末は必ず公園に来てくれて嬉しかった」
中学生になってからは先生に怒られることが増えたとし「いつもお母さんと友達の家に菓子箱を持って謝りに行くのが辛かった」という。
高校生になりサッカー部に入部すると「飽きたし周りが弱いからつまらん」という理由ですぐに辞めたというが「あの時本当はすぐにレギュラーに選ばれて2試合くらい出た。やけど先輩にいじめられてユニフォームとかシューズも捨てられてから悔しかったけど続けられんかったから辞めたんよね。顧問やチームメイトは俺がいじめられちょんの知っとったけど誰も助けてくれんかった」と本当の理由を明かした。
「サッカーせんかったらそこから半年くらい不登校になってぐれたよね。お母さんあの時は毎日八つ当たりしてごめん。切れるたびに家の壁壊して、お父さんと一つひとつ数えて将来弁償せえやって言われたの今でも覚えちょる」
といい、へずまさんは涙ぐんだ。
へずまさんは「レスリングやり始めてインターハイとか国体に出場して山口県強化選手になってお父さんやお母さんもめちゃくちゃ喜んでくれて嬉しかった。けど俺の人生そんなうまくいかんかった。大学レスリングで肩怪我して何回も手術して同期とか後輩にも舐められて。3年間辞めんと部員のサポートだけやり続けた。正直あの3年間毎日が地獄の日々やったけえ、何回も消えたいと思っちょった」と高校から大学時代のことを振り返った。
へずまさんは「社会人になって1社目はブラック会社のスーパーで、上司やパートのジジババにHB(はらだぶた)って呼ばれてて、毎日残業させられて、朝は5時から終わりは8時とかで1年も持たんかったよね。そんな時お母さん毎日弁当作ってくれたの覚えちょる。本当に手作りばっかりで毎日ご飯の時だけが楽しみだった」という。