「トイレ行くのに濡れるの嫌だな」 TDL「びしょ濡れ」スポットに懸念広がる...運営謝罪「状況に応じて対応」

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   東京ディズニーランドは期間限定の「びしょ濡れプログラム」を2023年7月4日から開始した。そのなかで、一部の男性トイレ・多機能トイレ付近が散水スポットとなり、利用時に濡れてしまうと注意喚起する来園者のツイートが話題になっている。

   運営のオリエンタルランドは取材で、事前検証を経て実施に至ったとしながら、「強風や風向きの影響があり、今回のようにレストルームをご利用の方にご迷惑をおかけする結果となってしまった」として謝罪し、今後は状況に応じて対応するとした。

  • 話題になった散水スポット(2023年7月4日撮影、撮影者提供)
    話題になった散水スポット(2023年7月4日撮影、撮影者提供)
  • 話題になった散水スポット(2023年7月4日撮影、撮影者提供)

「降らせる場所間違ってるような...」

   問題視されているのは、「トゥーンタウン」の男性トイレ・多機能トイレ付近に設けられた散水スポットだ。来園者が4日、トイレ入口に大粒の水がばらばらと降り、地面が濡れている様子の動画をツイートした。

   投稿では「大量の水が降ってきて確実に濡れます。ちゃんと滝です」と伝え、車いすやベビーカーの利用者にも注意を促している。

   情報を受けてツイッターでは、「流石にトイレ行くのに濡れるの嫌だな」「降らせる場所間違ってるような...止み間はあるのかな??」などと懸念が広がっている。

   動画の投稿者は5日、「クールスポットとしては、とても面白いものだと感じましたが、排水が追いついていない点や、付近にレストルームがあることが気になり撮影しました」とJ-CASTニュースの取材に述べた。

   当該エリア内にレストルームは1か所のみ。改善が必要と感じて投稿に至ったという。予想をはるかに上回る水の量だったとし、当時の様子を次のように伝えた。

「撮影時、車いすを使用しているゲストやベビーカーを利用している家族がいましたが、多目的レストルームの使用は水に濡れてしまうため、困惑していた様子がありました。また男性レストルームに関しては、出てきた際に濡れてしまう様子が確認できました」

検証を経て実施も...運営「お詫び申し上げます」

   運営のオリエンタルランド・広報は7日、散水スポットではパーク開園から閉園まで常時散水をしており、先述した上部からの散水に関しては夜間は停止しているとJ-CASTニュースの取材に説明した。「夜間は地上に設置している散水装置(ストーリー上は洗車機)からのみ水が出るようになっています」とする。

   トイレ利用者が濡れる可能性は想定していたか、反響をどう受け止めているか尋ねたところ、下記のように答えた。

「事前の現場検証を複数回行い、散水方法・散水ノズルの設置位置や向きを検証しておりました。しかし強風や風向きの影響があり、今回のようにレストルームをご利用の方にご迷惑をおかけする結果となってしまったことをお詫び申し上げます」

   今後の対応については、「悪天候の場合やレストルームご利用のゲストへの影響が生じた際には、上部の散水ノズルを停止するなど、状況に応じて対応してまいります」と述べる。

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