つけ麺店「つじ田」創業者の辻田雄大氏が、YouTubeに投稿した動画内で、つけ麺をスープにつけず食べる行為について「馬鹿じゃねえの」「意味ねえから」などと揶揄したことが波紋を広げた。
客の食べ方を否定するような発言に、動画のコメント欄やツイッターには批判的な声が多く寄せられ、辻田氏は2023年7月6日に公開した動画で謝罪した。
「バカじゃねぇのと思う」
物議を醸したのは、辻田氏が運営する「つじ田BOXチャンネル」に5日に投稿された動画での発言。辻田氏は、チャンネル出演者で「ラーめんバリ男」店主の岩崎誠氏とともに、人気メニューが約4年ぶりに復活するというイベントに立ち会うため、都内にある「つじ田」店舗を訪れ、メニューを試食した。
つけ麺を食べた辻田氏は、「うまい。昔からブラッシュアップされた味」と絶賛。すると、岩崎氏が、「まずは麺から...え、ツッコんでくれないの?」と爆笑しながら、つけ汁に浸さずに麺だけを食した。
岩崎氏は、「うん! 小麦の香りが!」と大仰にコメント。ここで辻田氏が、岩崎氏を指差しながら、「なんかね、俺の食レポ、コメントがなくてわかんないって言われんの。こんなこと(岩崎氏のコメント)言って何の意味になるの? 大体、言うこと決まってんじゃん。小麦の香り、切り刃が何番、麺線がきれい。バカじゃねえのと思う」と声を上げた。
「先輩のいいところ出てます!」と再び爆笑する岩崎氏。辻田氏も「そうだろ?」としつつ、「そんな当たり前の通り一辺倒のことしかみんな言わないのに、俺に食レポってさ。コメントがないとかさ。美味いか不味いかでいいじゃん!」「小麦がどうのこうのとか、小麦の香りなんか誰でも言えるわ」と言い放った。岩崎氏から「なんかストレスあるんすか?」と問われると、辻田氏は「ストレスはない。いつも思ってんの俺」と返した。