「国境交流結節点化推進事業」自体は継続、23年度中の試験運航目指す
この時点では21年度に実証実験としての運航を目指していた。だが、沖縄県のウェブサイトで公開されている事業の「検証シート」によると、20年度は「高速船就航のための社会実験の準備事業として申請手続き等の個別マニュアルの作成を行った」ものの、21年度の運航については次の記述があり、足踏み状態だ。
「当初計画ではR3年度(編注:21年度)に実証実験を行う予定だったが新型コロナウイルス感染症の収束見通しが立たなかったため実施時期の見直しを行う必要が出たため未実施となっている」
ただ、与那国町の企画財政課によると、事業自体は継続しており、23年度中の試験運航を目指すとしている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)