地上波では「企画はおそらく100%通らない」
役所さんは原発事故をドラマ化することに「大丈夫だろうか」と不安があった一方で、増本さんの「ライフワークとして描いていきたいという思い」を理由に作品への参加を決めたことを明かした。その上で、原発のあり方について次のように述べた。
「今世界中が本当に混乱している中でも、エネルギーについてはもう本当にみんなが考えなければいけないことだと思う。日本の国内でも、この原子力発電所について、国民が結論を出していかなければいけない問題だと思う。そういう意味で、この『THE DAYS』というドラマを見て、もう1回エネルギーについて考える人が増えるといい」
ドラマは全8話。6月1日からネットフリックスで全世界配信されている。役所さんは新たなプラットフォームで作品を展開する意義を
「地上波のドラマでは、この『THE DAYS』というのは、内容的に企画はおそらく100%通らないと思う。そういう意味では、この『THE DAYS』の内容を伝えるには、この配信というのが一番自由度が高いし、自分たちが思ったものを表現できるのではないか」
と話した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)