立憲・泉氏、市民連合介した候補者調整「あり得る」 発言を共産党が批判「筋が違う」

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「候補者調整の意思確認」発言に「どちらに向かっておっしゃってるんですか?」

 

   泉氏は会見で

「自民党と対抗するとなったときに、場合によって選挙区(候補者)調整というものを行うということの意思が各党あるのかないのか。これもやはり改めて確認をしていきたい」

とも述べている。小池氏はこの発言も問題視した。

「『どちらに向かっておっしゃってるんですか?候補者調整しないとおっしゃったのは泉さんじゃないですか?』。ちょっとこれは、いただけない発言」
 

   すでに共産も小選挙区で独自候補の擁立を進めている。それを一本化するとなれば、「どの党が取り下げるのか」をめぐる交渉が難航することは必至。立憲以外の党が候補者を取り下げることが前提になっているかのような泉氏の発言に反発した形だ。

 

   こういった局面の調整を主に担うのが立憲の岡田克也幹事長で、7月4日の記者会見では

「先般の代表のご発言もあり改めて代表からの指示をいただいたので、野党各党との候補者調整の取り組みを徹底的に追求していきたい」

   と述べた。岡田氏は元々「大きなかたまり」論者なのに対して、泉氏は他党との選挙協力を否定してきた。このことで党内の路線対立が顕在化しかねないとの見方もある中での泉氏の軌道修正だ。泉氏の発言の整合性やブレについて問われた岡田氏は、

「解散が延びて時間もできたので、そういう中で改めてご指示をいただいたと思っている」

と話した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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