井上尚弥との対戦「青写真描いていた」が...「夢に終わった」 引退のSバンタム級元世界王者が述懐

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「僕は井上戦の青写真を描いていた」

   そしてタパレスがアフマダリエフに勝利した試合を独自の視点で解説した。

   両者と拳を交えた経験を持つ岩佐氏は、「タパレスは強くなった。僕に負けて強くなったと思います。その中でアフマダリエフは、より荒くなっていた。僕に負けたタパレスを相手にして『まあ勝てるだろう』と。あくまでも憶測ですけど。雑だったし。タパレスは一生懸命やっているイメージ。徹底してやった。その差が出たような気がする」と分析した。

   岩佐氏がスーパーバンタム級の世界王者時代、井上は1階級下のバンタム級王者として主要4団体の王座統一を目指していた。井上は22年12月にWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国)を下して4団体王座統一に成功すると、1階級上のスーパーバンタム級転向を表明した。

   岩佐氏がIBF世界スーパーバンタム級王座を保持していれば、井上と対戦する可能性が高かった。

   岩佐氏は井上戦について「僕はその青写真を描いていた」と明かし、「アフマダリエフに勝ってそこにいれば井上君が上がってくると思っていたので。そこの青写真は描いていたんですけどアフマダリエフに負けてしまったので。それは夢だった。夢に終わってしまったところはあったけど」と当時を振り返った。

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