巨人トレード「第3弾」の可能性は? 元コーチが候補に挙げた「スーパーサブ的なベンチ要員」

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「石川はトレードの筆頭候補だった」

   今回トレードが成立した石川に関しては「打撃に関して他球団から評価の高い選手だったのでトレードの筆頭候補だったと思います。巨人が起用するという感じもあまりなかったですし」と解説し、次なるトレードの可能性に言及した。

   橋上氏は「期間内ギリギリまでトレードの可能性はあると思います。まだ諦めるような数字ではないので、最低でも3位というのであれば、現状ハードルとしては低いので必死になるでしょう」とし、「トレードがあるとすれば松原(聖弥)選手が候補に挙がると思います」との見解を示した。

   松原は高い身体能力を持つ28歳で、21年は135試合に出場して打率.274、12本塁打、37打点を記録した。22年の出場は50試合に留まり打率.113。今季は19試合に出場して10打数無安打だ。

   橋上氏は「(松原は)年齢的にも若いですし、使い方次第では主力というほどではないにしろスーパーサブ的なベンチ要員として最適だと思います。他球団から使いたいという声が上がると思います。若くてこれからという選手は2軍に何人かいますが、あまりにも若いので巨人としてもトレードに出せない」との見解を示した。

   チームは7月2日時点でリーグ4位につけ、首位阪神との差は5.5ゲーム。4日から敵地バンテリンドームで中日との2連戦、7日から2位DeNAを本拠地東京ドームに迎えて3連戦を予定している。

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