アイドルグループ「ベイビークレヨン」メンバーでプロデューサーも兼任する石綿日向子さんが2023年7月1日未明、ツイッターで「雰囲気が地獄と言われた後に話すのはもっと地獄」などとして悲しみをつづった。
何に関しての投稿かは明示していないが、石綿さんら同グループメンバーは直前にテレビ番組に出演していた。
「事務所が強くなきゃ前に出られないの?」
石綿さんは「号泣。雰囲気が地獄と言われた後に話すのはもっと地獄」と切り出した。「CM中、ピンマイクの音こっちに漏れてるの気づかずにスタジオにいるタレントさんに悪口言われてて全部聞こえて悲しかった」というエピソードを明かすと、「これが芸能人なんだね。初回から夜中毎週1人でチャンス掴むために頑張ってたけど、ちっぽけな私からしたらただ残酷だった」と嘆いた。
続く投稿では、「自分たちで一生懸命やってても事務所が強くなきゃ前に出られないの? こんなに冷たくあしらわれるの? 権力がある大人がいなきゃ芸能界で成功できないの? 特定の人に好かれなきゃアイドルとして夏フェスにも出られなくなるの? 何もかもおかしいよ。ずっと我慢してきたけど、本当にこんな世界おかしいよ」と悔しさをにじませた。
メンバーの永久ハンナさんは1日朝、石綿さんのツイートを引用し「遠征の日も新幹線乗って朝帰ってきてまたライブして毎週欠かさずグループの為に通い続けてくれたひなたん、本当にかっこ良かったの。ありがとう。悔しかったぁぁ。つぎは私、採血しちゃおっかな」と投稿。メンバーの吉田菜々世さんも1日昼「昨日の生放送見てくれた皆さんありがとうございます!」「悔しい気持ち晴らすためにもみんなで頑張る」などと意気込んだ。
さらにメンバーの桜木ことさんも、1日朝のツイッターで「ピアノって武器がある中、グループを背負って30秒話してくれた事に私達メンバーは感謝してるんだ!!」と引用リツイートで石綿さんを労っている。
「プロデューサーがずっと喋ってるってどういうことですか?」
石綿さんは何について投稿したのか明示していないが、ベイビークレヨンは7月1日未明に生放送された深夜バラエティ「オールナイトフジコ」(フジテレビ)に出演。石綿さんも放送に当たって1日未明「そろそろ... #オールナイトフジコ」とツイッターに投稿していた。
番組では、スタジオの外に用意されたステージで、出演希望者が与えられた30秒間で特技を披露するコーナーがあった。番組レギュラーメンバーの村重杏奈さんは後ろに控える出演希望者を見て「分かります? この地獄感」と紹介。お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんは「R-1グランプリ1回戦の楽屋を思い出すんですけど」と伝えた。村重さんはスタジオにいたテレビプロデューサー・佐久間宣行さんに「もういいやと思ったら、チーンとベル鳴らしてください」と呼びかけた。
石綿さんはグループメンバーとともに登場。「私の特技は、音大を卒業しているピアノです。絶対音感を持っています。フジテレビの『TEPPEN』という番組でピアノを弾いたり、AKB48さんの公演でピアノを弾かせてただいたりしています」などとアピールしていた。
しかし、残り時間が10秒に迫ったところで、佐久間さんがストップをかけ、「プロデューサー(石綿さん)がずっと喋ってるってどういうことですか?」とコメント。グループにマイクを向けていた森田さんが、「特技はないんですね?」と尋ねると、石綿さんは「絶対音感があるのと。あとこの子は看護師の資格持ってて、採血ができます」とメンバーを紹介したが、佐久間さんはスタジオから「次行ってくださーい!」「ありがとうございます」と呼びかけた。
そろそろ…??#オールナイトフジコ
— 石綿日向子【Zepp Haneda 10/16】 (@hinako_ishiwata) June 30, 2023
号泣。雰囲気が地獄と言われた後に話すのはもっと地獄。CM中、ピンマイクの音こっちに漏れてるの気づかずにスタジオにいるタレントさんに悪口言われてて全部聞こえて悲しかった。これが芸能人なんだね。初回から夜中毎週1人でチャンス掴むために頑張ってたけど、ちっぽけな私からしたらただ残酷だった
— 石綿日向子【Zepp Haneda 10/16】 (@hinako_ishiwata) June 30, 2023