任天堂、カバー...荒れる株主総会「ファンミではない」批判も 議題と無関係の質問に法的問題は?弁護士見解

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「経営者などの役員からの説明内容をじっくりと聴くべき」

   ファンであり株主でもある人が総会に参加する場合、どのような態度で臨むべきか。

   今井弁護士は「まずは自分が出資している会社の経営者などの役員からの説明内容をじっくりと聴くべき」だと述べる。そのためには、事前に決算書の内容を精査したり、日常的に経営陣の不祥事問題などについて幅広くアンテナを広げたりすることが大事だという。

   また今回は、会社に対する株主の要望や抗議などが話題になった。今井弁護士は総会前にできることがあると述べる。

「株主総会に先だって、他の株主からの理解や賛同を得るために自らが提案する議案を株主の招集通知に事前に記してもらう、とか、株主総会の当日にいきなり質問するのではなく、事前に質問状を会社へ送る、などの手段もあります。これら手段を効果的に使用することも検討してみるとよいと思います」
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