1996年に埼玉県の「遠方」に出向いたのが始まり
新型コロナウイルスで一旦希望を受け付けるのが途切れた期間があったが、2022年度は県内の全域の小学校、中学校、特別支援学校、一部高校から希望があり、計10校604人が授業を受けたという。
2021年度は計18校775人の児童生徒が授業を受けたとする。
勾玉を作る授業は館の事業報告の記録が残っている限りで、1996年に「遠方」まで出かけていったのが始まりだという。
「遠方」がどれくらいを指すかは不明だが、北埼玉を中心に遠方の学校からも依頼を受けていたと書かれているとする。
1996年は年に一桁の学校が勾玉作りの授業を受けたという。
勾玉作り体験を行っている理由については
「6年生の社会で古墳時代のことを勉強するときに古代の装飾品を知る発展的な学習のため、また4年生の社会で埼玉県の文化を知る授業があり、地域学習の一環としてやっていいます」
とした。
「単に勉強というよりは、思い出作りやレクリエーションの一環として希望されているところもあるかもしれません」
埼玉県の県章は勾玉16個を円形にならべたものだ。授業との関係性を尋ねると、関係があるから授業をしているわけではないとするも「授業中に県章に使われているのは勾玉だよと紹介はしています」と説明した。
当館では、毎日2回「#まが玉づくり体験」を開催しています。古代人も使った石でアクセサリーを作ってみませんか?
— 埼玉県立さきたま史跡の博物館 (@sakitama_museum) May 24, 2023
まが玉を作っている様子の動画も公開中です!
詳細:https://t.co/eJJA0pJ4Dn pic.twitter.com/RMdPq319mV