サッカー日本代表への「復讐」に燃える韓国 日韓戦大敗続き...地元メディア「プライドがズタズタ」

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   サッカーU-17アジア杯準決勝が2023年6月29日にタイ・パトゥムターニ・スタジアムで行われ、韓国がウズベキスタンを1-0で破り決勝進出を決めた。7月2日に現地で行われる決勝は日本と対戦する。同大会決勝で日韓戦が実現するのは初めてとなる。

   韓国は前半31分にMFペク・イウンがフリーキックをゴール右隅に決め先制。追加点はならなかったものの1点を守り切った。韓国メディアによると、韓国は14年以来の決勝進出となり、02年大会以来21年ぶりの優勝を目指す。

  • U-17日本代表(写真:アフロ)
    U-17日本代表(写真:アフロ)
  • U-17日本代表(写真:アフロ)

韓国はプライドをズタズタに傷つけられた状況

   ライバル日本との決勝戦ということもあり、韓国の地元メディアの注目度は高く、複数のメディアが特集記事を組んだ。

   地元メディア「スターニュース」(WEB版)は「決勝戦の相手はじゃんけんでも負けてはならない宿敵・日本が相手だ」と強調。22年6月に仙台で行われたU-16インターナショナルドリームカップの日韓戦で0-3負けの屈辱を味わったとし、今回の決勝で「復讐」するとした。

   「韓国アイドットコム」(WEB版)はU-16インターナショナルドリームカップでの完敗に言及した。21年から韓国は年齢別代表からA代表にいたるまでの日韓戦4試合全てにおいて0-3で敗れていると指摘。そして韓国はプライドをズタズタに傷つけられた状況なので、U-17代表がこの悪夢を払拭できるか関心が集まっていると伝えた。

   スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、「韓国サッカーは最近黄金期を迎えている」とし、21年ぶりの優勝に期待を寄せた。

   同メディアは、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会16強の余韻が冷めぬ中、5月にアルゼンチンで開催されたU-20W杯で韓国代表はベスト4に入ったことを紹介。誰も注目していない谷間の世代と言われていたが、しっかりとした組織力で準決勝まで進んだとした。

   そしてU-17代表も今大会の決勝に進出するなど上昇傾向が続いており、同代表の選手たちの個人技は抜き出ており、W杯でも結果を残すことができるチームである評価されていると解説した。

   「スポーツソウル」(WEB版)は、日本は今大会で圧倒的な強さを見せており、韓国と同様に攻撃力のあるチームなので決勝戦は好勝負が予想されると分析した。

姉妹サイト