井岡一翔、際立った「独特の美学」 戦前「2つの騒動」乗り越え王座獲得...過去にはタトゥー問題も

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「井岡選手は戦前の騒動でブレることはなかったと」

   「おそらく井岡選手は戦前の騒動でブレることはなかったと思います」とし、次のように続けた。

「井岡選手は現在に至るまで色々なことがありました。そういう中で信念を通すところがある。普通の選手だったら当惑するし、困惑する。色々な声や考え方があるかもしれませんが、私は素直にすごいと思います。井岡選手の中に独特の美学、自身があるべき姿があるのでしょう。一流アスリートにはそういうところがある。自分がやりたいようにやるというものがある。そこはブレないぞと。一連の騒動でそれが際立ちました」

   さらに「何年か前にはタトゥーの問題もありました。また、デビュー当時から元世界王者の井岡弘樹さんの甥っ子ということでずっと注目され、期待もされてきました。負けもしましたが、確固たる信念をブラさずに来たということはやはりすごいと思います。肝が据わっている。勝負師としての感性、アスリートとしてのこだわり。相手のコンディションうんぬんは結果論にしかすぎないと思います」と持論を展開した。

   スポーツ紙などの報道によると、井岡は次戦に関してWBC世界スーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ、33)との王座統一戦を望んでいるという。エストラーダは世界フライ級に続いて2階級目となるスーパーフライ級を制した強豪だ。米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が設定するスーパーフライ級のランキングでは、王者の座にいる。

   対抗団体のWBOには、25戦全勝(19KO)の次期スター候補・中谷潤人(M.T、25)が王座に君臨。井岡、エストラーダのライバル王者として注目されている。

   今回のフランコ戦は地上波での放送はなく、インターネットテレビ「ABEMA」がペイ・パー・ビュー(PPV)で配信した。金平会長は「今後もPPVで有料化するのであれば優良なソフトにしないといけない。おのずとファンがお金を払ってでもみたいという方向に流れていくでしょう。面白いマッチメイク、ハード路線に舵を切っていくと思います」との見解を示した。

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