下鴨署「電鉄が防犯カメラの映像を精査している」
動画がいつ撮られたかなどは、特定できていないという。線路立ち入りについては、「事実がはっきりしていませんので、何とも答えられません」と述べた。
無人駅の岩倉駅には、社員が時々巡回しているというが、線路に降りる様子の動画は初めて見たという。線路に降りた男性側からは、6月26日昼過ぎ現在では、連絡が来ていないとしている。
岩倉駅が管内にある京都府警の下鴨署は26日、取材に対し、叡山電鉄の担当者が同日中に交番に来て、動画について知らされたと明かした。同署では、警察安全相談として受理したという。
現在は、電鉄が駅の防犯カメラの映像を精査しており、同署が捜査するかはまだ決まっていないとした。ホームから線路に降りる行為については、鉄道営業法違反に該当する恐れがあるとしている。
線路に立ち入った男性が通うとされた京都府内の高校は26日、情報が寄せられて動画は把握していると取材に答えた。ただ、個人情報に当たるため、動画の男性が在籍しているか、学校で調査しているかについては、答えられないと述べるに留まった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)