あなして、教場0...最終回直後になぜ「特別編」? 元テレビ局Pが指摘する「ビジネス優先」の狙い

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「ビジネスとしては分かる。でもね...」

   また、特別編が最終回の後に放送されることで、テレビ局としての安心材料になる側面があるとも指摘する。

「近年はドラマをきちんと13週、つまり、ワンクール放送するという例は少なく、ドラマ改編期に発生する『エアポケット』を埋めるために単発のバラエティー番組が放送されることが多いですが、これらの視聴率は言ってしまえば水物。それに比べ、同一ドラマであればある程度の視聴率の予想は立ちます。総合して言えるのは、『ビジネスとしては分かる。でもね...』という感想でしょうか」

   ただ、このような手法が取られる場合があることについて、テレビ局にだけ原因があるわけではないとも指摘する。

「近年は『視聴者の堪え性がなくなっている』と言うと変ですが、ドラマの視聴率を維持することが以前よりも難しくなっているようです。そういった状況の中での苦肉の策という側面はあるかもしれません」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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