東大模試で「雑音入りリスニング」...当初不評も合格後好評に 話題の東進取り組み、発端は受験生の「涙ぐましい努力」

教育の在り方を「革新していけたら」

   受験本番を意識した東進の取り組みはほかにも。たとえば本番レベル模試や過去問演習を多く催し、普段のペースで本番に臨めるようにしている。本番で結果を出すには実力だけでなくメンタルも関係してくるとの考えだ。

   今や受験のデフォルトになってきたというAIを活用した入試対策も、2017年ごろから進めてきた同社。本部長は「今までの勉強の在り方、教育の在り方を、色んな面で今までの常識にとらわれず革新していけたら」と意気込む。

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