ツイッターを買収したイーロン・マスク氏とインスタグラムの運営会社・米メタのマーク・ザッカーバーグ氏との間で「ケージマッチ」が勃発するのではないかと、SNS上で注目が集まっている。
一連の動きをめぐり、イーロン氏の母でモデルのメイ・マスク氏が「言葉だけで戦え」「試合を奨励しないで!」などとツイッターで反応している。
イーロン母、怒りの絵文字で反対
発端とみられるのは2023年6月21日、米メタがツイッターの競合となるソーシャルアプリを立ち上げる可能性があると報じる記事を受け、イーロン氏が揶揄するようなツイートをした。
他のユーザーから「ザッカーバーグ氏は柔術をしているらしいから気を付けて」といった声が寄せられた。カリフォルニア州で開催されたブラジリアン柔術大会でメダルを獲得した、と話題になったばかりだ。しかしイーロン氏は、「もし彼がやるなら、私はケージマッチに応じるよ」と宣戦布告。
すると22日までに、ザッカーバーグ氏がインスタグラムのストーリーズで「場所を送って」と応戦したという。イーロン氏はラスベガスの会場を指定した一方、「私には『セイウチ』と呼んでいる素晴らしい技がある。相手の上にただ横たわって何もしないというものだ」と笑いを誘う。
予想外の展開への注目が高まるなか、イーロン氏に、母・メイ氏は「冗談じゃない。言葉だけで戦え。肘掛け椅子で。4フィート離れて。一番面白い人が勝つ」と引用リプライを送った。
試合を心待ちにする第三者の投稿には23日、「試合を奨励しないで!(怒りの絵文字)」と訴えている。
イーロン氏は、母の投稿に泣き笑いの絵文字で反応しつつ、新たな投稿でも「完全なMMA(総合格闘技)でいこう」と乗り気な様子だ。
I’m up for a cage match if he is lol
— Elon Musk (@elonmusk) June 21, 2023