「にらみ合い」で対戦相手突き飛ばす ボクシング4団体統一王者に罰金約350万円の制裁、米国報道

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ネバダ州コミッション40万ドル差し押さえ

   米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)によると、ネバダ州アスレチックコミッションが6月20日にヘイニーに2万5000ドルの罰金を科したという。同コミッションはヘイニーのファイトマネーの10%にあたる40万ドル(約5600万円)を差し押さえており、罰金と弁護士費用がここから差し引かれ残りはヘイニーに返金されるという。

   ヘイニーは19年9月にWBC世界ライト級暫定王座決定戦に勝利し、その後、正規王者に昇格した。22年6月に世界ライト級3団体統一王者(WBA・WBO・IBF)ジョージ・カンボソス・ジュニア(オーストラリア、30)を判定で破り4団体王座統一に成功。同年10月の再戦でも判定勝利を収めて王座を防衛した。戦績は30勝(15KO)無敗。

   一方のロマチェンコは08年北京五輪、12年ロンドン五輪で金メダルを獲得し13年にプロ転向。プロ2戦目で世界王座に挑戦して黒星を喫したが、3戦目にWBO世界フェザー級を獲得。その後、スーパーフェザー級、ライト級と世界3階級を制した。プロ戦績は17勝(11KO)3敗。

   両者の対戦は世界的に大きな注目を集めていた。

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